Parallels Desktop for Chrome OS に AMD プロセッサーのサポートを追加、更に多くのデバイスで動作可能に

Chromebook や Chromebox デバイスを利用している組織の皆さまに、今日は良いお知らせがあります。先日発表した Parallels® Desktop for Chrome OS (旧製品名 Parallels Desktop for Chromebook Enterprise) では、インターネット接続の有無にかかわらず、Chrome OS デバイスでフル機能の Windows アプリケーションを実行できるようになりました。加えて、今回のアップデートから Intel 製と AMD 製両方のプロセッサーを搭載するデバイスへの対応も開始しました。これにより、皆さまの職場に適したデバイスをより柔軟に選択できるようになります。

また今回、Parallels Desktop for Chrome OS では AMD Ryzen 5 および AMD Ryzen 7 プロセッサーもサポートします。更に、Acer、ASUS、DELL、HP、Lenovo が提供する 12 種類の新しい Chromebook や Chromebox デバイスにも対応していきます。これは、Parallels Desktop for Chrome OS で既にサポートされている Intel 搭載デバイスに追加されるもので、サポートされるデバイスの数は 21 機種 (国内未販売機種を含む) になります。デバイスの詳細なリストについては、この記事の最後をご覧ください。

Parallels が開発したソリューションは、Windows アプリケーションを Chrome OS デバイスで実行可能にする Parallels Desktop for Chrome OS だけに留まりません。Parallels® Remote Application Server (RAS) を使用すれば、フル機能の Windows アプリケーションをローカルのデバイスにインストールすることなく実行できます。これについては、ホワイトペーパー 「2020 年の Chromebook 普及率は 17% 増」(英語のみ) で詳しく説明しています。

Corel の最高経営責任者であるクリスタ・クオーレルズは次のように述べています。「Parallels Desktop for Chrome OS を使用することで、企業や教育機関は、強力かつ新しい Chrome Enterprise デバイスでオンライン・オフラインを問わず、フル機能の Windows アプリケーションを安全に実行できるようになります」

Parallels Desktop for Chrome OS で Chromebook 上にフル機能の Windows を迅速かつ簡単にセットアップする方法については、こちらのビデオをご参照ください。

既に多くの企業や組織が、Parallels Desktop for Chrome OS の機能を活用して生産性の向上を果たしています。例えば、英国の Wheelers Lane 小学校 (リンク先のプレスリリース内で詳細を記載) などの組織では、Chrome OS デバイス上で Windows のレガシーアプリケーションを使用しています。

通常、Chromebook や Chromebox デバイスでは Windows アプリケーションを実行できないため、ローカル環境のみでレガシーアプリケーションを実行できるというのは大きなメリットになります。こうした観点から組織が Parallels Desktop for Chrome OS を使用することで、ビジネスに不可欠な Windows アプリケーションの利用を犠牲にすることなく、Chrome OS デバイスの費用対効果のメリットも享受できるのです。

また、従業員の出張が頻繁に発生する米国の Family Health Center のような組織でも、場所を問わずに生産性を維持できるこのソリューションが支持されています。Parallels Desktop for Chrome OS により、Chromebook の携帯性と長いバッテリー寿命を活かしつつ、Windows アプリを実行する機能が使えます。

Parallels Desktop for Chrome OS の運用に成功した組織から寄せられている詳しい事例については、こちらのプレスリリースでご紹介しています。

Parallels Desktop for Chrome OS では、新たに AMD チップに対応する他、カメラとマイクのリダイレクト機能が新しく導入されています。これにより、Zoom や Cisco Webex、GoToMeeting などの広く利用されているビデオ会議システムの Windows アプリケーションで、重要な機能が利用できるようになります。Parallels Desktop for Chrome OS によりユーザーは 、ホワイトボードや注釈、エンドツーエンドの暗号化、リモート コントロールなどの主要な機能 (アプリケーションによって異なります) をフルに利用できるようになりました。

現在、より多くの組織が Chrome OS デバイスに移行し始めているため、これらのデバイスが Windows アプリケーションをサポートすることへのニーズは更に高まっています。Parallels Desktop for Chrome OS を使うことで、このニーズを簡単に満たすことができるのです。また、単一のソリューションを通じて様々なデバイスをサポートできるため、組織の予算やパフォーマンス、持ち運び可能性の要件を、一層柔軟に満たすことが可能になります。

現在サポートされているデバイスのリスト

新しくなった Parallels Desktop for Chrome OS がサポートする Chromebook および Chromebox Chrome Enterprise デバイスについては、製品名の前にアスタリスク (*) が付いています。なお、日本国内では未販売機種も下記に含まれています。

HP: 

Google: 

Acer: 

Dell:

Lenovo:

ASUS:

5 ユーザー ライセンス付きの 1 カ月間無償でフル機能が試用可能なトライアルなど、Parallels Desktop for Chrome OS の詳細については、parallels.com/chrome をご覧ください。