Parallels RAS による RDP USB リダイレクト

サーバーベースのデスクトップや公開済みの仮想アプリケーションで RDP USB リダイレクトを使用すれば、印刷機能やオーディオ機能をローカルデバイスにリダイレクトできます。これによりシームレスなエクスペリエンスを提供します。

Universal Printing リダイレクト

Parallels® RAS の Universal Printing によって、RDSH または Microsoft Hyper-V や VMware EXSi などのハイパーバイザーに接続しているときに、ローカルクライアントで印刷することができます。

Parallels RAS の Universal Printing により、業務従事者がサーバーベースのデスクトップや仮想アプリケーションからローカルプリンターを使用する際の、印刷パフォーマンスやレスポンス時間を向上させることができます。設定を必要としない簡単なソリューションです。ユーザーは、モバイル端末や Web ブラウザーから、特別な設定をすることなくローカルで印刷やスキャンを行うことができます。
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双方向のオーディオ

IT 管理者は、ローカルデバイスからリモートアプリケーションへのサウンド入力および出力リダイレクトを有効化できます。たとえば業務従事者が Microsoft Teams を使用する場合、サーバーベースのアプリケーションとローカルのヘッドセットを組み合わせてリモート会議を行うことができます。
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ユニバーサルスキャン

スキャナーのリダイレクトによって、リモートデスクトップに接続しているユーザーや公開済みのアプリケーションにアクセスしているユーザーは、クライアントマシンに接続されたスキャナーを使用してスキャンを行うことができます。ドライバーをインストールする必要はありません。
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ローカルドライブのリダイレクト

IT 担当者は、ユーザーデバイスのローカルドライブを Parallels RAS リモートセッションにリダイレクトすることができます。ユーザーは公開済みアプリケーションを使用しながらローカルファイルを操作することが可能です。これは、個人データやファイルをすべてローカルドライブに保存しながら、サーバー上のリモートアプリケーションでそれらを開く必要があるユーザーにとって、特に有効な機能です。
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URL と E メール

Parallels RAS URL および E メールリダイレクトにより、サーバーのリソースではなくクライアントコンピューターのローカルアプリケーションを使用して http リンクと mailto リンクを開くことができます。IT 管理者は、Parallels RAS Console でリダイレクトしない URL のリストを設定することができます。
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RemoteFX RDP USB リダイレクト

Parallels RAS は USB リダイレクトを完全にサポートしています。特定の種類のデバイスをリモートセッションで効果的に使用することができます。たとえば以下の機能を利用できます:

  • ドライブリダイレクトにより、ユーザーはリモートセッションで USB ドライブを含む任意のローカルドライブにアクセスすることができます。
  • スマートカードリダイレクトでは、スマートカードや eToken を利用したリモートセッションでの認証が可能になります。
  • プラグアンドプレイデバイスリダイレクトにより、PTP デジタルカメラ、MTP ミュージックプレーヤー、POS for .NET デバイスにリモートセッションでアクセスできます。
  • 入力リダイレクトでは、キーボードやマウスなどの入力デバイスをリモートセッションで使用することができます。

Parallels RAS RemoteFX USB リダイレクトポリシーを使用すれば、IT 担当者がチェックボックスを有効にするだけで、簡単に Microsoft USB リダイレクトを構成できます。Windows デバイスで、グループポリシーオブジェクト(GPO)やレジストリの変更などの複雑なプロセスを実行する必要はありません。

このポリシーは、特にデバイスの持ち込み(bring-your-own-device、BYOD)戦略を採用している組織や複数の顧客を抱えているサービスプロバイダーなどで、管理が難しい Windows クライアントデバイスを運用する場合に特に役立ちます。

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